ドリコム、DAppsをまたいで利用可能なトークンを、誰でも生成できるERC721拡張スマートコントラクト 「||||||(6 pillars)」を発表
ドリコム、DAppsをまたいで利用可能なトークンを、
誰でも生成できるERC721拡張スマートコントラクト 「||||||(6 pillars)」を発表
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株式会社ドリコム(東京都目黒区、代表取締役社長:内藤 裕紀)は、より自由なDApps開発を支援するERC721拡張スマートコントラクト「||||||(6 pillars)」(シックスピラーズ)を発表いたしました。
「||||||」は DApps をまたいで利用可能なトークンを誰でも生成できる、Ethereum 上で動作するERC721拡張スマートコントラクトです。生成されたトークンには不変なデータが明記され、開発者がそれを使いトークンの振る舞いを決定する事で、ある DApps 上では価値がなかったものが、他の DApps 上では価値が高いものとして扱われるなど、トークンの価値が絶対価値から相対価値になります。「||||||」は、弊社新規事業開発部門「DRIP(ドリップ)」部が開発を手掛けています。現在のところ「||||||」での事業化の予定はありません。
開発背景
ERC721を初めとしたDAppsで使われているNon-Fungibleトークンは、移行や売買はユーザー同士で可能ですが、発行や破棄はDApps運営主体が握っており、従来の中央集権的サービスに近い形をとっています。またそのトークンは、発行したDApps内でしか価値を発揮できないものがほとんどです。そんな中で、発行や破棄すらもユーザー自身で可能な、かつトークンの持つデータは改竄不可能な、そしてどんな DApps でも利用でき、それぞれの DApps で価値が変化する、より柔軟で自由なNon-Fungibleトークンがあれば、既存のDAppsが提唱するトークンエコノミーよりも広い世界を創れるのではないか、という想いから開発しました。
特徴
- ・誰でもトークンを発行/移行できる
- ・||||||は誰がどのトークンを所有しているかを証明する
- ・||||||はトークンの発行元を証明する
- ・トークンは||||||に対応したDApps間で利用できる
- ・トークンは発行時に任意のデータを付与でき、そのデータは発行後変更できない
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・各DAppsは不変なデータを元にトークンの振る舞いを決定できる
利用例
- ・あるゲーム系DAppsでは弱いキャラクターとしての価値しかないトークンが、他のゲーム系DAppsでは強いキャラクターとして利用できる
- ・あるDAppsで作成し利用したトークンを持ったまま別のDAppsを始めると、特典が受け取れる
- ・デジタルアセットと紐づくトークンを発行でき、アセットの所有権を別の人に移行しても、発行元アドレスがそのアセットの作成者を証明できる
- ・発行元が不明なトークンの利用を制限できる
ドリコムの新規事業部「DRIP部」とは
||||||を開発したDrecom Invention Project部(略称:DRIP部)は、「発明の種を産み続ける」をスローガンに掲げる、弊社代表取締役社長の内藤直下の少数精鋭の新規事業部です。DRIP部は、2018年はAR・ブロックチェーンなどの領域で、ワクワクするような新しい体験の提供を目指します。DRIP部は今までに、ダイニングコンシェルジュサービス「PlanB(プランビー)」、物々交換アプリ「Clip(クリップ)」、マップコミュニケーションアプリ「PASS(パス)」などをリリースしてきました。DRIP部では、一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています。ご興味のある方は、下記記載のお問い合わせ先までご連絡ください。
■「||||||」概要詳細
サービス名 |
||||||(6 pillars / シックスピラーズ)※「|」はバーティカルバー
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提供開始時期 (予定) |
2018年9月25日
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公式サイト | |
利用料金 |
無料
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著作権表示 |
© Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
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■本件に関するお問い合わせ先
株式会社ドリコム 担当:五十嵐 啓之
TEL:03-6682-5700 / FAX:03-6682-5711 / email:pr@drecom.co.jp