中学生のキャリア教育のため、企業訪問プログラムを実施しました
2024年10月に株式会社ドリコムは、キャリア教育を目的とした中学生の企業訪問プログラムを実施いたしました。
本稿では、プログラムの様子を広報レポートとしてご紹介いたします。
ご縁があり、千葉県の昭和学院中学校に通う中学2年生の生徒の皆さん5名、教員の方1名にご来訪いただきました。
生徒の皆さんは、日常で触れるゲームなどのコンテンツ作りに対する興味から、当社への訪問を希望されたとのことでした。
今回は、そんな日常的なエンターテインメント体験から、
「仕事」をより身近なものと感じてもらう
ということをテーマに、会社情報の紹介や社員座談会など、約2時間のプログラムを行いました。
自己紹介からスタート!「好きなもの」の発信をきっかけにアイスブレイク
大崎にあるドリコム本社のセミナールームにて、皆さんをお迎えし、プログラムが始まりました。
まずは、ドリコムの担当スタッフ、生徒・教員の皆さんの自己紹介からスタートしました。
自己紹介のテーマは、「好きなもの」。
雑談を交え自由にお話しいただきました。
最初は皆さん緊張の面持ちでしたが、自己紹介を通じて少し緊張が和らいだようでした。
自分が普段触れているコンテンツやハマっているもの、学校で人気なものなどの話題では積極的にお話ししてくださいました。
株式会社ドリコムでは、様々なエンターテインメント・コンテンツを日々扱っているため、社内でも雑談などで趣味や好きなものを気軽に話すことが多いです。
ある分野に対する経験や深い造詣などが思わぬところで仕事のヒントとなることが多々あります。
そういった、仕事と日常の繋がりを生徒の皆さまにも感じていただくことができ、良いアイスブレイクになりました。
ドリコムって何の会社?事業内容や取り組みを紹介
続いて、ドリコムのことをより深く知っていただくため、事業内容や会社の取り組みを紹介させていただきました。
ドリコムは、エンターテインメント・コンテンツ企業として「IP×テクノロジー」を軸に様々な事業に取り組んでいます。
「IPとは?」
「今日本で注目されるコンテンツ産業の現状は?」
「IPを育てる取り組みとは?」
といった少し難しいテーマにも関わらず、皆さんメモを取りながら熱心に聞かれていました。
ゲーム開発だけでなく、出版やアニメ、エンタメを支えるテクノロジーなど、他にも様々なコンテンツに関わる仕事があることに、「仕事に対する視野が広がった」というお声を多くいただきました。
オフィスツアーで実際の執務スペースを見学
オフィスツアーでは、ラウンジや執務スペースの一部を見学いただきました。
セミナールームの隣は、カフェのあるラウンジスペースになっています。
休憩時間をゆったりと過ごせる空間です。
ゲームタイトルのポスターやグッズも展示しています。
執務スペースはフリーアドレスとなっており、それぞれの仕事に取り組む社員がちらほら。
実はリモートで仕事をする人が大半! 普段の出社率は10〜20%くらいです。
出社する社員も快適に作業が出来るよう、様々なタイプのデスクや個室スペースなどがあります。
共用の本棚も設置されており、社員のおすすめの本や自社で出版している作品などを読むこともできます。
ゲーム開発の裏側!『Tokyo Stories』のプロデューサーによる社員座談会
後半は、ドリコムが現在開発中のPC/コンソール向けタイトル
『Tokyo Stories』のプロデューサーである池田から、実際のゲーム制作について詳しくお話ししてもらいました!
▼『Tokyo Sories』とは
「ピクセルアートと3Dを融合させたビジュアル表現」を特徴とした3Dアドベンチャーゲームです。
主人公は消えゆく東京を舞台に、いつの間にか消えてしまった親友をさがすために彷徨うことに......
切なく、ノスタルジックな世界観、新しいのにどこか懐かしいゲーム体験が魅力的な作品です。
・Tokyo Stories公式サイト:https://tokyo-stories.info/
・Tokyo Stories公式X(旧Twitter):https://x.com/tky_stories
・Tokyo Stories公式Instagram:https://www.instagram.com/tky_stories/
・Tokyo Stories Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/2251970/Tokyo_Stories/
座談会では、池田のこれまでの経験や、Unityやblenderなどを使って実際どのようにゲームを作っていくのか、ゲームを作る時に大切にするべき考え方など、面白く貴重な話をたくさん聞くことができました!
ドリコム社員も、生徒の皆さんと同様に聞き入ってしまいました。
実際のUnity画面を投影しつつ行われた説明では、生徒の皆さんの熱量もMAXに!
リアルタイムで設定を変更しながら効果や演出が変化する様子に驚きの声が上がりました。
質問なども交えながらゲーム制作の裏側を探索する楽しい時間となりました。
最後は、ゲームの作り手として、作品を作る時どのような意識で物事を考えているのかについても話しがありました。
「遊ぶこと」と「作ること」の違いや、「どう感じて欲しいのか」を考えてものを作るという視点は、普段ユーザーとしてゲームやコンテンツに触れている生徒の皆さんにとって、大きな気付きとなったようでした。
「今やれるいろいろなことにチャレンジして欲しい」「全部、まったく無駄にならない」というメッセージで座談会は締めくくられました。
座談会終了後には、ノベルティーのプレゼントも!
生徒の皆さんにとても喜んでいただくことができました。
まとめ
全プログラムを終えた皆さんの表情は明るく、楽しんでいただけた様子でした。
2時間という短い時間でしたが、今回の体験を経て、仕事を少しでも身近なものと感じていただけたなら嬉しく思います!
最後に、生徒の皆さんに記入いただいたアンケートから感想をご紹介します。
- 「どう」楽しんでもらえるかを常日頃から考えて、 お仕事をしている姿を見て、 かっこいいと思いました。
- 自分が興味のある「メディア」という分野について様々な知識を身につける機会をいただけて、とても楽しく、いい時間になりました。
- 会社のことだけでなく、これからの社会で必要なことなど、自分達のためになることも教えて頂いてありがとうございました。
- 将来働くことに対して、 企業訪問前は自分のやりたいことはなにか、 できることは なにかわからず、 働くことにあまり関心がありませんでした。 しかし企業訪問後は 自分のやりたいこと、 武器を探していき、 できる仕事、 やりたい仕事を探していく べきだと知り、 働くことに対して、 少し関心を持てるようになりました。
- 訪問前はプログラミングができる人ばかりだと思っていたが、 訪問後はやりたいことを各々が団結してやっているというイメージに変わった。
- 今回の訪問を通して、 今後の進路や職業選択は、 自分の武器を見つけ、 その時の自分の武器を一番使え、 磨くことができるような職業につけるようにしたいと思いました。
- 最後におっしゃってもらったように「今やれることにいろいろなチャレンジをして、 マイナスに捉えるのではなく、 やって来たことは全部無駄にならない」と思い 私もいろいろなことに挑戦をしようと思いました。
昭和学院中学校の皆さま、ご参加いただき誠にありがとうございました!
今回の企業訪問プログラムは、イロガミ株式会社のご協力により実現いたしました。
弊社としても、このような機会に恵まれましたことに大変感謝しております。
ドリコムはこれからも、未来のエンターテインメント・コンテンツを担う人材の育成に努めてまいります。