教育×IT業界が集まるイベント「EdTech Night!第2夜」を開催しました!
こんにちは!ドリコム広報の下村です。
先日、リーディングカンパニー、ベンチャーなどのビジネス上のプレイヤーだけでなく、
学校関係者など教育の現場に立つ方を交えてのイベント「EdTech Night!第2夜」をドリコム本社にて開催しました。
「EdTech Night!」とはこれまでの教育現場や学習の場面が抱えている課題を紐解き、
インターネットの技術とデバイスの変化によってどのような可能性があるかを語り合う教育×ITイベントです。
今回のテーマは「データは学習のあり方を変えるのか?」です。
学習の効果や継続性を高める取り組みに注目。ユーザーデータの活用が継続的な学習にどのつながっていくのか?
スマートフォンやタブレットというデバイスとどう絡み合っていくのか?これまでの学習の姿を振り返り、今後の学習の姿を紐解きます。
最初のセッションでは、下記の講演者が壇上に立ち、企業側の最先端での取り組み事例紹介、実際に教育現場で行われている取り組みが紹介されました。
◆『EdTech Night! 第2夜』登壇者一覧
講演① 株式会社湘南ゼミナール 取締役 高塚篤氏、FLENS株式会社 代表取締役 大生隆洋氏
講演② 広尾学園中学校・高等学校 榎本裕介氏
講演③ 株式会社ディー・エヌ・エー エンターテインメント事業本部 アプリゼミ総合プロデューサー 床鍋佳枝氏
講演④ 株式会社ドリコム ソーシャルラーニング事業部長 石井学
FLENS株式会社 代表取締役の大生隆洋氏は、
反復演習や基礎演習にゲーミフィケーション要素を取り入れながら楽しく学習できる教育プラットフォーム「FLENS」を紹介。
また、「FLENS」を実際に導入している湘南ゼミナール 取締役の高塚篤氏が登壇し、
実際に「FLENS」をどのように活用しているのか教育現場の様子を見せながら紹介しました。
文教分野において、ICT教育に力をいれている広尾学園中学校・高等学校の榎本氏は、
過去は教科書に載っていることさえすれば良く、現在はWEBを使うと楽に答えが見つかるかもしれない。
しかし、そんなに世の中甘くない、私達が今すべきことは「情報を吟味する力」を身につけさせること。
情報を得るとは、考える材料を得ること、結論を得ることではないということ。
「生徒が本物への興味を持てば、ICTツールによって学習が変わる」とまとめました。
株式会社ディー・エヌ・エー、エンターテインメント事業本部 アプリゼミ総合プロデューサー 床鍋佳枝氏は
同社が提供するスマートフォンやタブレット向け教育アプリ「アプリゼミ」を紹介。
教材の企画・監修はNHKエデューショナルが担当。分析も強化しながら、
より多くの子供に学べる効果的な学習機会を提供したいと語っていました。
最後は株式会社ドリコム ソーシャルラーニング事業部長 石井学が登壇。
ドリコムがサービス展開している「ソーシャルゲーム」で培ったノウハウを活かし、
「ゲーミフィケーション」を教育に活かしたサービス「えいぽんたん!」を紹介しました。
データによって学習を効果的にし、楽しみながら学びを継続できるサービスを今後も展開していきたいとしめました。
第二部は、ドリコム石井学がモデレータとなり、パネルディスカッションを行いました。
お題は、「授業/サービスをより良いものにしていくポイントは?」「データ活用で気をつけるポイントは?」
「今後のEdTechのトレンドは?本物の波にするには」について熱く語り合いました。
最後は、「どんな学びを提供していくか?そこに対する理念はみんなぶれていない。
いいサービスを提供し、データを活用することで、よりサービス利用者に向き合って、提供側からの想いも強く届けていきたいと感じた。としめました。
今後もドリコムは定期的に「EdTech Night!」を開催する予定です。
「EdTech Night!」のFacebookページも作りました。
今後、Facebookページでも情報交換の場として活用していただきたいと思っています。